en>ja の翻訳案件 #71194876 において、原文の「black sauce, red sauce」に対して私が「黒いソース、赤いソース」と翻訳したところ、案件審査の言語スペシャリストのかたが wrong Term (Medium) エラーを付けられて、「海鮮醬、(ベトナムの)チリソース」と翻訳しなければならないとおっしゃいました。私が「それでは翻訳になっていない」と再レビューを申し入れても、「海鮮醬、(ベトナムの)チリソース」と翻訳するのが当然、という(答になっていない)返答が返ってくるのみでした。
それはさておき、私が教えていただきたいのは、スタイルガイドに「以下の記号は、原則として、全角で表記します。[中略] 括弧()」と書いてあることです。スタイルガイドには全角の括弧と指定されているのに、案件 #71194876 の案件審査の言語スペシャリストのかたは半角の括弧「(」「)」で「ベトナムの」をくくり、しかも半角閉じ括弧の後に空白を入れておられません。
私たち翻訳者は、どちらに従えば良いのでしょうか?
案件審査の言語スペシャリストのかたが言っておられるのですから、半角括弧を使って「(ベトナムの)チリソース」と書かないと GoCheck で減点されるのでしょうか?
2 comments
@mkbnagataさん
スレッドを立ち上げていただき、ありがとうございます。
まず、ソースの件についてなのですが、LSからこう言ったコメントが届いています:
フィードバックありがとうございました。Pho Boのソースを調べてみますと、hoisin sauce やchili sauceが出てきますので、
black sauce とred sauceが何を指すのかは明らかです。評価者1の判断にもあるように、依頼者はこうしたソースの日本語名を求めていますので、
直訳するだけでは不十分ですね。したがって評点は変わりませんが、日本語の自然さについての評価は変更しました。
再レビューの際にも:
再チェックのリクエストありがとうございます。いただいたコメントを元に再度訳文とクライアントからのコメントをチェックし、
「Pho Bo」に関するエラーは除外いたしました。しかし、「黒いソース、赤いソース」については、クライアントコメントの
「日本語だと何という名称になるのか」「、ブラックソース、レッドソース、サティソースという固有名詞はないように思うので」という内容から、現状のような説明的な文章をコメント欄に書くのではなく、日本語にした場合の固有名詞を記載することが求められていると考えるのが妥当であり、現状の「黒いソース、赤いソース」では要望に応えられていません。また、コメント欄にサテソースの説明はありますが「黒いソース」「赤いソース」についての説明は見当たりません。このような理由から、このエラーの判定は変わっていません。
原文のコンテキストからご覧頂くと、LSの説明が正しいです。
また、スタイルガイドに関してなんですけれども、翻訳をされる際にはもちろんスタイルガイドを優先していただきたいです。今回はLSのコメントは翻訳者宛のものであったため、記号の扱いがカジュアルになってしまい混乱を招いてしまい申し訳ございませんでした。次回から、混乱を防ぐため、こう言ったコメントのやり取りの場合もスタイルガイドに沿っていただくよう、クオリティチームの方から連絡させていただきます。
宜しくお願い致します。
ララ
その判断は誤っています。原文を読んでください。筆者は、(料理人を相手に話しているのではなく)一般の人に対して料理の紹介をしているのです。香りと、味とを紹介した後で、色の美しさを示して、料理の魅力を語っているのです。ですから、「black sauce とred sauceが何を指すのかは明らか」であるかどうかは関係ありません。