gengoでは英=>日の翻訳者として登録している者です。
ここでの翻訳もかれこれ1年ほどになりましたが、この期間を通じて、Pro案件に相当するようなものがStandard案件として発注されるケースとかなり頻繁に遭遇してきました。
この種のケースの存在はこのコミュニティでも既に指摘されて方がいらっしゃる様ですが、主題として取り扱われてきた事はないようなので、新たにスレッドを建てました。
問題の一端として、Standard・Proの基準がいまいち不明確な場合がある事 (ウェブサイト上に掲載された記事等)、また振り分けが明らかに不適当であっても、ただ単にフラグを付ける事にどれだけの有効性が有るのか不明確な事 (フラグを付けた翻訳者の番号も一緒に表示される様なので、寧ろフラグを付ける事自体にリスクが有るかも知れない事等) が有ると思います。
何れにせよ、他の方がこの現状をどの様に把握されているのかに興味があるので、あまり鯱張る事無く、広く意見を交換する場になればと思います。
参考までにgengoの品質方針ページのアドレスを下に掲載して置きます。
また、私のメールアドレスも載せておきますので、何かあったらご連絡下さい。
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29 comments
「Pro案件に相当するようなものがStandard案件として発注されるケース」は多々あるかと思いますが、ある程度仕方がないのかなという気もします。Gengoはあくまでもクラウド翻訳サービスであり、お金をかけるなら翻訳者の実績を確認できるような専門的なサービスを利用したくなるのかもしれません。その他の理由としては、
1. ワード数が多い場合、あまりお金をかけたくない、予算がないという理由でPro案件として発注しないケースがあります。
2. Pro翻訳者やUltra翻訳者のダッシュボードにStandard案件も表示されるので、Pro案件が少なかったり空き時間があったりすると、Pro翻訳者の品質で納品されることもあります。また、Standard案件をお気に入り翻訳者に発注する場合は、通常より高い確率でPro翻訳者やUltra翻訳者に対応してもらえるのではないかと思います。その結果、Standardで十分だと感じる依頼主がいる可能性もあるでしょう (GengoはPro翻訳者のダッシュボードにStandard案件を表示しないことは考えていないようなので、ある程度Pro翻訳者が対応してくれることを期待しているのだと思います)。
3. GengoではPro案件の受注も単に早い者勝ちなので、コンテンツに対する十分な知識やビジネス経験がない翻訳者が対応することもあります。また、翻訳の品質を上げる要素には調査と推敲がありますが、Pro案件の制限時間もStandard案件と同じなので依頼主が納品された品質に満足できず、次回からスタンダードに切り替えるケースもあるようです。
4. Gengoのようなクラウド翻訳サービスはあくまでも下訳レベルと割り切り、低価格で発注したい依頼主もいます。
個人的には、何か特別な事情がない限りPro案件とUltra案件のみを受注することにしています。
早速のコメントありがとうございます。
確かにStandard案件ばかりになってしまう背景にはご指摘のような背景があるのだろうと思います。
特に3の点に関して、内容が比較的、或いは相当に専門的となるPro案件にもStandardと同様の制限時間内しか与えられていないならば、そのPro案件を受け持った人がたまたま関連分野に精通しているのでない限り、当然かなりの困難を生み出すだろうと想像されますし、結果として時間切れ、或いは推敲等のないままの提出となってしまい、何れにせよ顧客の側でPro案件、はたまた案件それ自体を、gengoで発注するインセンティブを削ぐものともなり兼ねません。クラウドサービスとしては、常に "たまたま" 関連分野に精通している者が居ればよいのでしょうが、恐らく現状とは異なっているでしょう。
加えて、Pro・Standardに関わらず近頃割と目にするのですが、顧客の側から 「時間が掛かっても問題ないので、高品質の翻訳を提出してくれ」 という旨の要望があります。こういった要望に応えようとしても実際のところ翻訳者側で時間制限を延長する事は出来ないようになっているので、意思疎通が図れないまま時間切れとなった様子を伝えるコメント欄と遭遇するケースも何度か経験しました。しかし、この様な要望があるのならば、何も大きな制度変更をしなくとも、翻訳者と依頼者の双方に対し前もって対処法を周知しておけば両者両得の結果となるのではないかと思います (例えば、或る種の文言で時間延長可能の旨をコメント欄に記す事により、依頼者側の責任で、案件完成前の一時的な提出許すものとする、等)。
案件が時間切れとなったケースはPro・Standard共にそれ程頻繁には見かけないので、恐らく提出の段階までこぎ着ける翻訳者の方が多いのだと思います。しかしその為に、純粋な時間不足のせいで推敲と調査が十分に出来ないままの提出が惹き起されているのなら、事実上ProとStandardの差別化に失敗していると考えられます。この点は2でご指摘された事とも符合していると思います。
純粋な時間不足が惹き起している品質下落の問題は、割合話し合いで軽減出来るものなのかもしれません。
私は、スタンダードでも引き受けてます。Proレベル以上の発注が少ないこと、私がフラグを付けても他のだれかが受注するだろうことと、フラグを立ててもGengoがすぐに対応するわけではないということなどが理由です。
ただ、自分の専門外であったり時間がなくて受注できない依頼で、「これでスタンダードはないな」と思ったときはフラグを立てます。でも最近は、案件の消える速度が速すぎて、フラグを立てようと思ったら既にほかのだれかが受注していたなんてことはよくあります。フラグを立てても、そのあとその案件がどうなったのかは教えてもらえず(Gengoが対応したのか、顧客が別のレベルで発注しなおしたのか、別のだれかがスタンダードのまま受注したのか)、フラグを立てた本人として消化不良ですよね。フラグを立てることのインセンティブはあるのでしょうか。
スタンダードで発注した顧客側にも、それなりのレベルであると承知して発注してほしいとは思います。Gengoを始めたばかりのころ、コンテキストが全くない、文章的にも未完成で、意味をなしていない数ワードの翻訳を受けたことがあって、当時案件を辞退するという発想がまだなくて、自分なりに頭をひねって提出したところ、理由もなしにRejectされ、シニア翻訳者のチェックが入ったものの、やはりコンテキストがないとどうにもできない英文だったので、シニア翻訳者の方から顧客にコンテキストを提出していただくよう求めたのですが、結局返答はなし。再提出という概念も初心者の私にはわからず、24時間の修正時間がそのまますぎてしまいました。Gengoの方で、後でPayment adjustmentとして支払いをしていただきましたが、ほんの数十セントの割に合わない経験で、でも勉強にはなりました。それ以来色々とGengoのシステムについては賢くなりましたが、あの経験から思うことは、スタンダードレベルを注文する方もそれなりの覚悟を持っていただきたく、スタンダードに限っては修正依頼は出せても、受け取り拒否まで顧客に選択肢を与える必要はないんじゃないかと思います。
時間制限に関してですが、レベルに関係なく、自分の専門外だったり、調べものに時間がかかりすぎるものは案件を辞退することにしているので、時間が足りなくなったということはこれまで一度もないです。
時間がかかっても問題ないので高品質の翻訳を・・・ という方は、ウルトラ案件として発注するのがベストでしょうね。現スタンダードやプロレベルの単価で時間をかけて高品質というのであれば、やはりオプション依頼として追加料金の設定が必要だと思います。
それから、フラグについてはあまり立てた経験がありません。@HARさんがおっしゃるように立てる前に受注されたり、立ててもいつの間にか案件が消えていてどうなったのかよくわからないからです。Gengoは登録翻訳者の誰かが受注してくれたらそれはそれでありがたいと考えているように見えるのと、フラグを立てることで人から案件受注のチャンスを奪うことになりかねないので慎重になります。
タイトルの問題については私もよく考えます。しかし、考えれば考えるほどに難しい問題でもあると思います。というのも、この問題は、翻訳者、依頼者、Gengoという三者の利害を巻き込んでいるからです。
細かな論点はたくさんありますが、Pro案件として依頼されるべきものがStandard案件として依頼される最大の要因は、「StandardとProの品質の違いを裏付けるものが少ない」ことだと思います。
依頼者の立場からすると、StandardとProの料金には倍以上の差があります (Standard: ¥7/word、Pro: ¥15/word *英日の場合) が、サービス内容には大きな違いはなく、ただProで依頼するとGengoが設定したProテストに合格した翻訳者が作業にあたるというだけ。このProテストなるものに対して、依頼者が倍以上の料金を支払う価値を見出せるかといえば、甚だ疑問です。それならば、よほど急ぎの依頼でなければとりあえずStandardで依頼し (Standardで依頼してもPro翻訳者が作業にあたることはありますし、品質に納得がいかなければ修正依頼を出すこともできます)、品質に納得のいく翻訳者をお気に入り登録していくほうが、堅実な運用方法かと思います。つまり、Proレベルは依頼者にとってさほどメリットのあるものではないのです。
ではなぜProレベルなるものが存在するのかといえば、それはGengoの巧妙な利益確保のシステムにおける予防線なのだと思います。どういうことかと言いますと、Gengoは門戸を広く大量のStandard翻訳者を集めつつも、信頼のおける能力を持つPro翻訳者を確保しておきます。依頼者に対してははどんな案件でもStandard料金で依頼できるという敷居の低さを設けて大量の案件を募りながらも、いざ品質に問題があってもProで依頼しないのが悪いという逃げ道をあらかじめ確保しているのです。なかなかうまいやり方だと思います。このような事情を鑑みるに、Pro案件が少ないのは当然といえば当然なのです。実際のところ、Standard案件とPro案件では、Gengo側の利益はほとんど変わりません (Standard: ¥3.4/word、Pro: ¥5/word *英日の場合)。Gengoとしては、Proレベルの案件がStandard案件として依頼されようとも、痛くもかゆくもないのです。かといって、Pro翻訳者がいなくなってしまうとそれはそれで困る (予防線がなくなってしまう) ので、Standard翻訳者の3倍以上もの高報酬を用意しているのではないでしょうか。
このような現状が良いのか悪いのかといえば、個人的には、今のところは、なかなか絶妙なバランスを保っているのではないかと思います。
翻訳者になりたい人は多いです。特にGengoでは、自由な働き方も保証されています。さらにStandardレベルの敷居は低いです。そういった中で、Standard翻訳者が苦しい立場に置かれるのは、ある程度仕方ないことなのかなと思います (かくいう自分も、Proテストに合格するまでは相当苦しい思いをしましたが、チャンスが与えられているだけマシ、という気持ちで頑張りました)。一方Pro案件に関しては、上で言ったように、増えることこそないでしょうが、なくなることも決してありません。Pro翻訳者の立場もある程度保証されているわけです。
依頼者に関しても、どんな案件であろうとStandardで依頼できるという敷居の低さは確保されつつ、Gengoとしては案件の内容によってはProを推奨し、仕事で使うような急ぎの案件ならちゃんとProで依頼してください、というようなスタンスが確立されているように思います。
長々と書いてしまいましたが、論点1つとっても、これだけ複雑な問題です。確かに、改善の余地はありますし、今後改善が必要になることもあるでしょう。特に、先のコメントで言及されている「StandardやPro案件において、時間がかかってもいいから高品質を」というニーズにどう答えていくのかは、Gengoとしても取り組むべき課題だと思います。Gengoの仕組みを変えない限り、現状は変わらないでしょうし、これが今のGengoの限界なのだと思います。
訂正です。3段落目: (Standard: ¥7/word、Pro: ¥15/word *英日の場合) → (Standard: ¥7/word、Pro: ¥17/word *英日の場合)
利益率の観点から言えば、私も@ChikaraShimizuさんと同じように考えていました。粗利率 (英日) でみるとスタンダードの方が高水準なので、Gengoのビジネスとしてはスタンダード案件を大量に受注し、スピーディーに納品した方が効率がいいのです。APIを使ったプロ案件などは人手をかけられないレベルに見えます。
Gengoに登録して数年になりますが、大量プロジェクト案件はその内容にかかわらずスタンダードばかりでした (近頃ではこれも見かけなくなりましたね)。品質レベルを判断する基準も、対応しない分野の判断基準もあえて厳密にしないスタンスがうかがえます。これが悪いというわけではなくこういうビジネスモデルだと思っていますので、自分にワークスタイルに合わせつつ、依頼主が損をしたと思わない訳出ができる案件に対応することにしています。ただし、Gengoの時間制限の範囲の調査や推敲で翻訳するのに慣れてしまうと、日本の翻訳市場で通用しなくなる可能性があるので、客観的な視点を忘れないよう意識していますが (笑)
Gengoの翻訳者の中に、それぞれの顧客が満足するお気に入りの翻訳者を見つけられることが重要です。Standard・Proの基準はありますが、それはあくまでも基準、顧客側に分かりやすい一つの指標です。いずれにせよ、顧客は気ままなものですから、Standard・Proのどちらであろうと、お気に入りの翻訳者を見つけて、勝手に登録します。顧客がその指標のおかげで、お気に入りの翻訳者を見つける効率が向上するなら、それだけで、Standard・Proの基準を設けた価値はあるでしょう。しかし、Gengoにとって重要なのは、本来であれば、顧客がお気に入りの翻訳者を見つける手助けをするStandard・Proの基準(指標)が、逆に、お気に入りの翻訳者を見つけにくくしていないか、ということです。この問題は、今後、顧客のリピーター率を伸ばしてゆくためにも、重要な課題です。
さて、以上です。
本スレッドを建ててからほんの数日でこれだけのコメントが寄せられる事態から見ても、この辺りの問題に関心を持っていらっしゃる方が少なくない事が察されますね。
@HARさんが指摘された、フラグ付案件のその後の不透明さもフラグ付制度の目的・実態と絡んでくる点だと思います。実際のところ、「これでスタンダードはないな」 という理由でフラグ付をしても、必ずしも 「これは自分の手に余る」 という意思表示ではなく、例えば顧客側で 「Standardのレベルの出来栄えで良いから、やってくれ」 という事なら引き受けない訳でもない場合も (かなり) 在るでしょう。この場合は、フラグ付=>顧客の返答=>引受け / 見送りとなります。しかし、その旨のコメントと伴にフラグ付をしても、それに対する顧客の返答を待っている時間はまず無いのですから、結局この種のフラグ付へのインセンティブは乏しいものになるでしょう。一方で、一端仕事を引き受けてからフラグ付をするケースも考えられますが、この場合でも提出以前に顧客側から返答を得られ、しかもそれが了承の返答である事が相当程度見込めるのでない限り、フラグ付のインセンティブは低くなるでしょう。況してや、このケースでは既に翻訳作業に入っている事になるでしょうから、尚更です。ですから、『フラグ付後の処置・身の振り様』 は1つの重要な論点だと思います。処置は専らgengo側の管轄となるでしょうが、翻訳側でも有効な身の振り様が有るかも知れません。
後2点気になった点があるので、短くまとめさせて下さい。一つは単純に、翻訳者側で敢えて "Standard" レベルの翻訳というものが出来るのか、という点です (制度的にも、個人的にも)。二つ目は、「これでスタンダードはないな」 という判断について迷うケースはなかったか、という点です。皆さまの意見を聴かせて頂きたいです。
@ikorihaさんの指摘された、「フラグを立てることで人から案件受注のチャンスを奪うことになりかねないので慎重になります」 という点ももっともで、これもフラグ付を躊躇わせる効果をもっていると思います。結構大きな効果かも知れません。
@ChikaraShimizuさんがハッキリ指摘されましたが、「StandardとProの品質の違いを裏付けるものが少ない」 という所にこの問題 (Standard・Proの "不適切" な振り分け) の一角が有るのかもしれません。加えて、依頼者視点では (Standard: ¥7/word、Pro: ¥17/word *英日) の支出となり、そこからのgengoの取り分は (Standard: ¥3.4/word、Pro: ¥5/word *英日) となっていて、StandardとProのどちらの依頼であっても、gengo側の取り分に大差が無い=>gengo側にこの状況を変えるインセンティブが無い、という具合に、制度の運営者側の視点から、数字を出しつつ、状況を分析して下さっています。依頼者料金は (http://gengo.com/ja/) の最下部に示されているもの、gengoの取り分は、そこから翻訳者分 (Standard: 0.03$、Pro: 0.10$) を引いたものという事でしょう (私の理解が間違っていた場合は、是非ご指摘ください)。これはかなり興味深い分析だと思います。しかしこれが事実だとすると、gengo側に制度改変のインセンティブは無いという事もまた事実となるので、こういった場で翻訳者が自ら対策を考えて行く必要性が尚更高まるものだとも言えるでしょう。実際のところ、翻訳者側で一定の基準を設けて、「ProはPro、StandardはStandard」 という風に対処して行く意思と決意があるのなら、この分析を前提としても案件の振り分けの力学に介入することは可能でしょう。どの様な対処を取る、又は取らないにせよ、そもそも翻訳者側で何を求めているのかが解らない状況では、"ありのまま" でいる他に何も道はありませんが、それは必ずしも望ましい道ではないでしょう。目下のところ、gengoの翻訳者同士が意思疎通を図ろうと思えばこの提示板を利用する他ないのですが、多くの方が話し合いに加わって下されば、いろいろ他の道も開けてくるかもしれませんね。
@kazuki satoさんの指摘なさった、お気に入り翻訳者を発見する指標としてのStandard・Pro基準というのも一理あると思います。恐らく、顧客側がStandard・Proそれぞれについて、お気に入り翻訳者を見つける、という状況を理想的なものとお考えの事なのだろうと理解しましたが、正しく理解出来ていますでしょうか? 確かにStandard・Proの差別化が上手く行っていない状況ですと、こういった事は難しくなるかも知れませんね。その為、上でいろいろな方が指摘されているように顧客側がなんでもかんでもStandardで発注する傾向がある中では、その中からお気に入り翻訳者を登録、という事になると思います。しかしこの場合でも、顧客側はお気に入り翻訳者を見つける事が出来る訳ですから (しかもStandardの価格で)、Standard・Proの差別化失敗が顧客側にとって必ずしも不利益になっていないとも言えるのではないかと思います (尤も、翻訳者がStandard / Pro案件であるかによって、訳出の質を変えない事を前提としてですが)。寧ろ、Pro案件を通してお気に入り翻訳者となる機会が減少するという意味で、不利益は専ら翻訳者側に降りかかって来るのではないでしょうか。どうなんでしょうかね。
僕としては、「顧客側にとって必ずしも不利益になっていないとも言えるのではないかと思います。」と、hofftenさんの仰っている言葉が、何かを言い表していると思います。やはり、顧客に不利益なことはやらないでしょう。顧客にしても、スタンダード翻訳でお気に入りの翻訳者が見つかれば、お得感倍増!しかも、プロ翻訳より金額が安いし、重宝されますよ。そうやって、次につながる顧客がどんどん増えれば、塵も積もれば山となる。
何と言っても痛いのは、プロ翻訳に依頼した顧客が、二度と注文しない場合。これは厳しい~!hofftenさんの仰る「Pro案件を通してお気に入り翻訳者となる機会が減少する~」、こんな事態があってはいけません。絶対にあってはいけないのです。そんなこと考えたくもありません。
それでは、以上です。
追伸
「Standard・Proの差別化」を、「Standard・Proの差異化」に変換すると聞こえがよいのは、私だけでしょうか。
@hofftenさん
1.「敢えて "Standard" レベルの翻訳というものが出来るのか」についてですが、「手抜きの方法ならいくらでもあるが、大きなリスクが伴う」というのが私の考えです。例えば、Pro案件であれば訳文を納得いくまで読み返すところを、Standard案件なら1回見直しただけで済ませるとか、原文対比をしないなど、時間と労力を節約するための手段はあるにはあるでしょう。ただし、Gengoにはシニアトランスレーターによるクオリティチェックがあります。あまりいい加減な仕事をすれば、自分のクオリティスコアに悪影響を及ぼし、最悪の場合資格剥奪という事態になりかねません。ですから、常に十分なクオリティを確保すべく努めるというのが翻訳者としてのあるべき姿勢だと考えています。
2. 「「これでスタンダードはないな」 という判断について迷うケースはなかったか」についてですが、私は、迷うということはありませんでした。というのも、Standard時代には、どんな案件だろうと立ち向かっていくタイプでしたから(笑)。個人的な事情はさておき、判断が難しいものに関しては、翻訳者次第でしょうね。報酬と経験を求めて挑戦するか、割に合わないからと諦めるか。あえてフラグ付けする必要はないと考えています。
とにもかくにも、現状では、StandardとProに対応する内容などあってないようなものですよね。一応、「Gengo Quality Policy」で各レベルに対応する文章が定義されていますが、これに従えば、Standard案件とはいえProレベルに該当するようなものばかりです。明らかにGengoがサポートしていないタイプのコンテンツ(法律、医療、開発用語などの専門的内容のテキストなど)を発注した場合、依頼者は『受領拒否や修正依頼の権利を放棄したと見なされます』と規定されていますが、StandardとProのレベルに関して不適切な依頼があった場合の対処については言及されていません。これに関して、English Forum(https://support.gengo.com/entries/66369124-Forum-Post-20-Flagging)で質問してみましたので、返事を待ちたいと思います。
※文章が途中で途切れてしまったので最後の段落だけもう一度投稿します。
とにもかくにも、現状では、StandardとProに対応する内容などあってないようなものですよね。一応、「Gengo Quality Policy」で各レベルに対応する文章が定義されていますが、これに従えば、Standard案件とはいえProレベルに該当するようなものばかりです。明らかにGengoがサポートしていないタイプのコンテンツ(法律、医療、開発用語などの専門的内容のテキストなど)を発注した場合、依頼者は『受領拒否や修正依頼の権利を放棄したと見なされます』と規定されていますが、StandardとProのレベルに関して不適切な依頼があった場合の対処については言及されていません。これに関して、English Forum (https://support.gengo.com/entries/66369124-Forum-Post-20-Flagging) で質問してみましたので、返事を待ちたいと思います。
不適切なレベルでの依頼における依頼者の扱いおよびGengoの立場に関する質問に対して、Community ManagerのMegan Watersさんから返答がありましたので、質問とあわせてこちらでシェアします。
[質問]
I have a question.
As mentioned on Gengo Quality Policy, if customers submit content that is not supported by Gengo, they lose their right to rejection or corrections. But what about a situation where a job is posted at the wrong level (standard/pro)? How does Gengo deal with this situation and how much is customers’ right to rejection or corrections guaranteed?
Currently, some Japanese translators are talking about this topic and I’d like to know the stance of Gengo on this issue.
[返答]
Thanks for your question. As we are a crowdsourced platform and not a traditional agency, it is up to the customer how they order (as the support team answered @ikoeriha). We do have measures and guides in place for customers on our website, order page and support articles to help them determine which level is best for their content. However, we can't force them to order at a different level. We give them suggestions as to which level is best for their content, and if they order a job at Standard level when it should be Pro (for example) they understand that they may not be getting the right quality. Further, if they do reject the job because of quality concerns, the Senior Translator will review the job and won't validate the rejection if it is indeed meant to ordered at pro level. So you know that the translator will never be penalized for the customer's rejection in this case.
When a job is flagged by a translator, the customer is sent an email telling them their job has been flagged for a particular reason. We then suggest them to take an action (either cancel the order, or reorder at a different level). I believe that most of our customers do act on these suggestions and reorder. So we do encourage you to flag unsuitable jobs! Although the customer does see the translator's ID, I really don't think a customers take action based on who flagged their job and really don't think they would remove you from their preferred list or something based on that. Would it encourage you to flag jobs if it was anonymous?
Lastly, we are a crowdsourced platform so translators are not under any obligation to take a job if you don't want to or feel it is too much effort for the reward. If translators can help us by finding customers who may be ordering at the wrong level to try get cheaper translations, we encourage translators to let us know by flagging jobs or writing in to support so we can ask them to rethink their order.
原文は (https://support.gengo.com/entries/66369124-Forum-Post-20-Flagging) で確認できます。
Meganさんの答えをかなり大ざっぱに要約すると、
・Proレベルの案件をStandardで依頼することは推奨しないが、止めることはできない。あくまで依頼者次第。
・ただし、Standardで発注する以上、Standard並みのクオリティしか保証されない。だから、Proレベルに該当するような案件をStandard翻訳者が翻訳しても、クオリティを理由にrejectされることはない。もし依頼者がrejectしても、シニアトランスレーターのレビューによってStandardレベルの品質が保たれていることが分かれば、rejectionを受け付けない。
・フラグ付けでGengoに通知してくれれば、依頼者に対して依頼の取り下げや、適切なレベルでの再発注を提案する (強制はできない)。積極的にフラグ付けしてほしい。
・フラグ付けするとフラグ付けした翻訳者のIDが見えてしまうが、それによって翻訳者が不利益を被るようなことはないと考えている。IDは伏せたほうがいいか?
・割に合わないと思ったら案件を受けなければいい。
こんな感じかと思います。翻訳者を守る体制はそれなりに整っているように伺えるので、私はおおむねこの返答に納得していますが、皆さんはどうでしょうか。
@kazuki satoさん
そうですね。@ChikaraShimizuさんも下で指摘されていますが、目下のところ Standard・Proで発注されている案件の内容は、控え目にいっても大差無しといった状況なので、曲がりなりにも 『お気に入り』 の翻訳者がStandardにいるのならば、敢えてProで発注して見る事もない、という具合になるのでしょう。何れにせよ、Proの料金が顧客側からすると17円/wordという高額なので、Proのお気に入り翻訳者の需要は相当限られているのかも知れません (専門的かつ非常に短い文章、相当に高度な専門的文章 etc.)。だとすれば現状のまま顧客に "Gengo Quality Policy" への注意を喚起しても、準拠を考慮してくれるかも知れない顧客さえ極一部となるのではないかと思います。
@ChikaraShimizuさん
1について: 概ね同感です。コメントに示唆されているように、クオリティーチェック=>低評価=>資格剥奪というシナリオは割と現実的な危惧になっていると思います。翻訳者側がクオリティの点でPro・Standardの差異化を図るというのはこの点でも難しいでしょうね。
2について: そもそもあまり選択の余地がないというのもありますが、未知の分野や困難な文章への挑戦には、確かに独特の刺激がありますね。そういえば、gengoもトップページで 『仕事+学習』 を謳っているのでした。フラグについては、翻訳者間・顧客側の双方で案件分類に関する認識を共有できる貴重な手段ですので、もしProでの依頼が利用し易いものだったら効果的になるのかなと思いますが、現状だとやはり無用の長物なのですかね。
English Forumで質問された点もずいぶん前から気になっていたものでした。返事が楽しみですね。
@hofftenさん
同感です。少なくとも、そういう心掛けがあるだけで、何かしらの予防線になると思います。
@ChikaraShimizuさん
色々とお手数をお掛けしまして申し訳ございませんでした。
こちらで前回コメントを打ち込んでいる間にもう翻訳までして下さっていたのですね。
@ChikaraShimizuさん
まとまった形でgengo側のStandard・Proクオリティ方針、フラグ付け指針を把握できるのはありがたいです。さて、どうやらフラグ付けをしなくとも、Pro相当の案件がStandardとして発注されているとシニアトランスレーターが判断した場合には、顧客のrejectionは受け付けられず、またそのrejectionに関連して翻訳者側にペナルティが課されない、フラグ付は顧客側に依頼取り下げ・再発注の考慮を示唆するのみ、という訳ですね。Proでの再発注の見込が十分あるならばそれは望ましい事です。しかし実際のところ、これまで上で話してきたところと、"I believe that most of our customers do act on these suggestions and reorder." (I believeが曲者ですが) というMeganさんの言葉は、大局的見地から見てどちらが実態に近いんでしょうかね。フラグ付けをした人のIDについては、顧客側の実際の受け取り方がどうであれ、委縮効果というものが考えられるので、IDの非可視化がフラグ付けをする人を増やす事はあっても減らす事はないと思いますが、皆さんはどうお考えでしょうか。
@hofften
確かにその通りです。Meganさんの鶴の一声がでましたが、それは鶏群の一鶴ですよ。私達に疑問が残るのは当たり前だと思います。
逆(日→英)翻訳者です。興味深いディスカッションです。日英も同じ問題が発生していますが、どの言語も同じであるのですかね?
自分の結論としてはProレベル翻訳者として責任を持ってStandardをあまり受注しないことに心がけなければならないと思います。Proレベル翻訳者がStandardを普通に受けていたら、当然依頼者としてはProレベルの翻訳がStandard価格で出来ているということになるので得です。
私は簡単な内容、個人的なブログ、簡単なメールなどはStandardでも受けますが、どう見ても企業がビジネス用に出しているようなStandardレベルのものは受け取らないことにしています。私自身もProレベルの資格を持っているものとしての価値を下げたくないです。
フラグを立てるのにはあまり気にしていません。ただし、私もその後どうなったかは知りたいものです。他の方がフラグを立てて、なんの説明もなく「resolved」となっているケースもあるので、これは気になります。
*日本語の間違いなどがあればすみません。
@akiyohさん
コメントありがとうございます。日英翻訳者の方のお話が聞けると、gengoでの案件依頼状況をさらに高い視点から把握できるので、とても参考になります。
日英でも似たような状況なのですね。"企業がビジネス用に出しているようなStandardレベル" というのは、こちらでもよく目にします。ところで、そちらではProでの発注は割とよくあるのでしょうか? こちら (英日) では、そもそも案件全体の数自体それ程多くないようですが、その中でもPro案件は珍しいです。もし日=>英の方にはProレベルが割とあるという事になると、英=>日の需要 (量・内容ともに) の点にそもそも難点があるのかもしれません。もっとも、Standard・Proへの振り分け基準は日=>英の方でも問題となっているとの事ですので、恐らくそちらでもPro案件は希少なのだと思いますが。
フラグ付け案件のその後については既に何度か指摘されていましたが、"他の方がフラグを立てて、なんの説明もなく「resolved」となっているケース" については未だ言及されていなかったと思います。確かにこれも改良の余地がある所かもしれませんね。「resolved」 の経緯が周知されて初めて、依頼者の期待する翻訳が明確になる訳ですから、その点の依頼者・翻訳者間での共有は、両者共に利があると思います。
このディスカッションはとても興味深いです。
@akiyohさんのコメントに同感です。Proの資格を持つ翻訳者はStandard案件に対して、やはりPro相当の価値を提供してしまいます。案件が少ないという理由で、Standardでもいいやっと思って、安易に"企業がビジネス用に出しているようなStandardレベル"を受け取ると、依頼者に「なんだ、Standardでもよかったじゃん!」という甘いイメージを与えてしまう可能性が高い。(特に自分のLang Pairでは競争が激しいから、そうなりがちです)。そうすると、Proのはずの案件はドンドンStandardとして依頼されてくるので、結局はPro翻訳者の損です。(現状、Flagを立ても状況が変わらないのがほとんど)
結論として、Pro翻訳者の皆さんは団結して自分の価値をちゃんと守りましょう!
だからといって、100ドル以上のような不適当なStandard大型案件は受け取るか?受け取らないか?迷いますよね、ここで自分の一つだけの「成功例?」がつい最近あったので、共有させていただきます。
それはあるStandardの案件を受け取ってから、「やっぱりこれはProじゃないの?」と思った時のことです。自分はFlagを立ててから、依頼者に「かなり専門的な内容ですので、ビジネス(Pro)レベルにご検討頂けないでしょうか」とコメントしました。そして依頼者もこの提案を納得し、最後はSupportを通じて差額分を頂きました。このような優しい依頼者はめったにいらっしゃらないと思いますが、非常にありがたいです。
皆さんも今後、このケースに遭った際に、こういうふうに対応してみてはいかがでしょうか?
返事が遅れてすみません。やはり英日の翻訳者の皆様は大変丁寧な日本語を使いますので、少しintimidatingな感じもします。また、実はこの数週間、大規模のお客様から数多いPro案件がありまして、かなりの量の翻訳をしました!ただし、これは決して普通ではなく、日英の発注もProレベルよりStandardのほうが断然多いです。
@S.Qさん
そんな事も有るんですね。gengo側で、フラグ付けに関連して顧客側と実質的に交渉してくれたのでしょうかね。或いは顧客側が自発的にフラグ付けに応答してくれたのかもしれませんが、いずれにしてもフラグ付けをすべき理由が1つ増えました。Pro翻訳者の団結についても概ね同意です。しかし、少しアイロニカルな事態になって来たかも知れません。というのは、フラグ付けを通して現在引き受けているStandard案件に対しPro案件相当額が支払われるという幸運に巡り合う為には、そもそもPro相当のStandard案件を引き受ける必要があるからです! 尤も、適当な料金を得る為に顧客と交渉する事自体には大きな意義があると思いますので、後はその交渉の結果を素早く確認できる方策があれば良いのですが...
@akiyohさん
Sorry for being intimidating! こういう場で意見交換をした経験があまりなかったので、必要以上に丁寧になっていたかもしれません。しかし悪気はないのです。日=>英の翻訳事情を教えて頂きありがとうございます。矢張り日英の方でもStandardが大半を占める様ですね。
ところで、これは日=>英で定期的に見かける或るニュースサイトの翻訳案件 (確認した限りでは、一貫してStandard案件としての発注) があるのですが、それが今日Pro案件とStandard案件を織り交ぜた形で発注されているのを見かけました。つまり、(恐らく) 同じ発注者が、同種の案件の一部をPro、別の一部をStandard案件として発注している訳です。こういう事もあるのですね。さて、『団結の時』 がきたのでしょうか?:) 皆さんの意見を聴かせて頂きたい。
私は基本的に、Gengoで翻訳者として働けることに感謝しています。 しかし、Gengoジャングルの中での私は、一人の芸術家として創作意欲を燃やす虎なのかもしれません。 そんな私にスタンダードだからと言って手を抜く考えはありません。 いつでも獲物を捕らえる牙と爪を磨いています。 唯一つ言えるのは、花より団子です。
こんにちは。スレッドの主題についてのコメント・討議はとうに一段落しているようですが、Proになりたての者にはまさに今読みたかったとても参考になる数々のご意見でした。
Standard 案件のみを行っていた間は疑問が生じる余地がなかったのですが、その間は「時給換算で6~700円でそこまで要求するの、お客様?」と思うこともしばしばありました。そうした売買を続けることは結局翻訳業の価値を低める事に成るのではという危惧もあります。Proの案件を行ってみて、ようやく自分が提供したいものを作る時間の余裕とそれに対する報酬が保証され、ほっとしました。
とてもうれしいことで、日本在住の翻訳者と限定すれば、誰にとってもこれが持続可能なレベルではないかと思います。そのため、できればProのご利用が増えてほしい。そうなるにはProの納品物が魅力的でなければならないだろうと思います。そのためにも時間をかけて納得のいく翻訳を納品したい。
Gengoの運営方式は私にとってはとても使いやすいので、あとはPro案件をコンスタント受注できたらいいのになあ、というのが正直な気持ちです。今日もStandardの案件をいくつか着手するかどうか悩んだ末に見送りました。Proで発注してくださることを期待しつつ、です。翻訳者の立場からそういう流れ応援するヒントをこのスレッドからいただきました。参考にさせて頂きます。ポストをされた皆さん、ありがとうございました。
ふと思ったのですが、「Pro」のお気に入り翻訳者に「Standard」の案件を発注できないようにルールを変更したら、少し状況が変わるような気がします。
私はお気に入り翻訳者の案件であっても、基本的に「Standard」は受注しないことにしているのですが、これがほぼ毎日のようにダッシュボードに上がってきます。このような案件の発注者は継続的に発注なさる法人が多いようです。ですから、超低価格で「Pro」品質が納品されることがわかれば止むことはないように思うので、Gengoのマネージメントの方々に検討していただきたいところです。
皆の考えを単純にすれば、品質=翻訳者×時間という方程式が成り立つのではないでしょうか。例えば、方程式の翻訳者にはプロ翻訳者若しくはスタンダード翻訳者を代入します。仮に、プロ翻訳者=1.0とすればスタンダード翻訳者<1.0となります。この方程式では、スタンダード翻訳者がプロ翻訳者より多くの時間を要して同等の品質に辿り着くと言えますし、同じ時間枠で作業すればプロ翻訳がスタンダード翻訳より品質に勝る結果となります。勿論、同等の品質を求めるのであればプロ翻訳者はスタンダード翻訳者より少ない時間しか必要としません。以上の事から、プロ翻訳者がスタンダード案件を着手する場合、スタンダード翻訳者の時間枠より少ない時間枠にすることである程度の問題が解決するのでは?
私は翻訳者とカスタマーの両方でgengoを利用していますが、カスタマーとして翻訳を依頼する目線で言えば、やはりStandardとProの違いは曖昧になっていると感じます。曖昧になっているからこそStandardへの過剰な期待、NGである内容の依頼、そしてStandard/Proの発注数の差が発生しているのではないでしょうか。保証される品質、扱える内容、翻訳者のレベルの三要素すべてがStandard/Proで違うはずですが、それを認識できているカスタマーは少ないと思います。
発注時のUIの工夫などで対策できる部分もあるかと思います。例えば翻訳内容や利用目的についてはカテゴリを詳細に選ぶようになっていて、発注者にそれでStandardとProどちらを選択すべきかが示されるとか。発注確定前に「Proレベルの翻訳者が受注した場合でも、保証される翻訳品質はあくまでStandard品質です。よろしいですか?」などと確認が表示されるなど。
発注の手間が増えることで離脱されてしまう場合もあるかと思いますが、カスタマーの期待を損なうような勘違い・ミスマッチを防いでリピーターになっていただくほうが、長い目で見ればgengoにとって良いのではないでしょうか。おそらくわざと曖昧にされている部分はあるでしょうが、デザイン的に改善して欲しいところはたくさんあります。
一方、翻訳者として現状でできることは、皆さんが仰っているようにフラグ立てをし、納得のいかない案件は受けないくらいかもしれませんね。
Gengoを使い始めて一週間ほどの新人です。こちらのトピックを見つけられてよかったです!
仕事量もそこそこあって、使い勝手がよいので、Gengoでの仕事が多くできたらなー、と思っていたのですが。
Proでの依頼は少なく、Standarである程度の難易度と長さがあるものが多くあり。
例えばセルフレビュー一度もしないで納品するとかだったらありかもですが、品質レビューがあるのでそれもできないですよね。
逆ボッタクリみたいなことなのか?という気がしてきてモヤモヤしてたところでした。
おそらく、そういうことだろうとは思います。
Standardのレートでは普通に生活できるレベルは稼げないですし、結局フラグを上げて手をつけないことにしました。
Proの案件はたまに見かけますが、RSS Feed Readerが上がってすぐ開いても受注済みになっていることが多く、また専門外だったりで、なかなか難しいですね。
この件、サポートにも質問してますが、担当部署に回します、という一報の後、まだ回答きていません。
技術的な問題があった時には、対応が驚くほど早かったので。
この問題は、なかなか対処が難しいのかと思います。
常識的なレートでこの仕事量、このシステムだと、使う気になれるのですが。。。うーん。どうにかなりませんかね?