Gengoで対応している言語は?

 

Gengoが対応している言語ペアのリストはこちらからご確認いただけます。

こちらに掲載されている言語ペアのご依頼をオンラインオーダーフォームよりご注文いただけます。

 

 

上記のリストにない言語ペアは、需要が低いためにGengoでは翻訳のご依頼に対応していません。翻訳を希望される言語ペアがない場合は、法人お問い合わせ窓口までご連絡をお願い申し上げます。

 

 

 

翻訳を希望している言語ペアがないのですが?

上記のリストにない言語ペアについて、追加のご希望がございましたら是非法人お問い合わせ窓口まで御連絡ください。

50万ワード以上の大型且つ長期的なプロジェクトのご依頼をご検討いただいているが、ご希望の言語ペアがない場合はプロジェクトに関する詳細をお伝えください。プロジェクトのボリュームに応じ、4週間ほどで新たな言語ペアの追加の準備をする検討をいたします。

 

 

複数の方言がある言語の場合は、どちらを使ったらいいのでしょうか?

Gengoが提供している言語の中には、いくつかの国や地域で使われている言語もあります(フランス語、スペイン語、中国語、ポルトガル語等。)

様々な方言のバリエーションがある言語の場合は、地域特有の表現や言葉がありますので、ターゲット層を把握してローカライズすることが大切になります。ユーザーベースの拡大を目指す場合は、まずは新しいユーザーの所在地やどのような方をターゲットするかを考えると良いです。

適切なユーザーへの発信を支援するために、Gengo.comのオーダーフォームは以下の方言をサポートしております。

では、それぞれの方言の使い分けを見ていきましょう。

 

中国語(簡体字)・中国語(繁体字)

 

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簡体字と繁体字は、中国語の2種類の字体です。中国本土、シンガポール、マレーシアでは簡体字が使われ、台湾、香港、マカオでは繁体字が使われています。

簡体字と繁体字の言葉を比べますと、違う漢字が使われていることが多いです。例えば、「購入」という言葉は繁体字で「購買」と書くことに対し簡体字では「购买」と表します。見るからに意味は同じとしても、使われている漢字が違うことがわかります。

一方、漢字を合わせることにより、別の単語になることもあります。例をあげますと、単純な「芋」という単語は簡体字では「土豆」と書きますが、繁体字では「馬鈴薯」と書きます。これはイギリス英語とアメリカ英語で同じことを表すのに異なる単語が使われるのと似ています。イギリスの「football」はアメリカでは「soccer」と呼ばれるような感覚です。

 

どの言語ペアで依頼をすれば良いでしょうか?

中国語への翻訳を依頼される場合は、最適な翻訳文を受け取るためにターゲットとなる地域に注目し、その地域で使われている方言のバリエーションを選んでください。例えば、ターゲット層が中国本土と台湾の両方である場合は、簡体字と繁体字両方へのご依頼をお勧めいたします。

香港のユーザーをターゲットとする場合は、繁体字への御依頼の際に香港のユーザーをターゲットとしている旨をトランスレーターへの指示事項に加えてください。

香港と台湾では繁体字が使われていますが、用語や表現には大きな違いがあるので、ターゲット市場に関する情報を明確に提供するようにしてください。

 

予算に限りがあるが、中国語圏の複数の地域のユーザーや顧客をターゲットとする場合は簡体字をお選びください。繁体字が使われている地域のユーザーの多くは簡体字を読み理解することができます。

 

 

フランス語/フランス語(カナダ)

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フランス語は5大陸にまたがる29カ国における公用語です。フランスおよびカナダのいくつかの州(ケベック、オンタリオ等)、ベルギー、スイス西部では第一言語として、その他マダガスカルやカメルーン、ハイチ等世界中の多くの場所では第二言語として話されています。

標準フランス語(ヨーロッパ)話者とカナダフランス語話者同士で話せば、発音、トーン(文体)、文法、用語法や語彙により、相手がどこの出身かをお互いにすぐに認識するでしょう。

書き言葉では、この二つの言語(方言)は形式文法・構文においてほとんど同じルールに則っています。主な違いは言葉です。カナダフランス語では新しい概念に対してしばしば新しい言葉や訳語が生まれますが、フランスでは英語から言葉を借りるのが定石となっています。例えば "email"(eメール)という言葉はカナダでは "courriel" ですが、フランスでは "mail" を使います。

これはIT産業や日々新しい概念が生まれる業界において非常に顕著に見られます。フランスでは "business"(ビジネス)、"meeting"(ミーティング)、"sponsoring"(スポンサー)のような言葉が使われますが、カナダでは それぞれ "affaires"、"réunion"、"commanditaires" のほうが好んで使用されます。

 

これらは互いに代替可能でしょうか?

単純な答えはありませんが、お客様のターゲットオーディエンスがどの言語(方言)によりよく反応するかは完全に文章のテーマに依存します。ニュートラルな言葉を使ったテキストなら、地域に関係なくすべてのフランス語話者に理解されるでしょう。

しかしビジネスやITの記事、若い読者向けの文章、マーケティングキャンペーンのテキストにおいては、それがローカライズされたものかどうか読者にはわかってしまいます。"dîner" のような簡単な言葉ですら、フランスでは「夕食」を意味しますが、カナダでは「昼食」の意味になります。

どちらの言語に発注すれば良いでしょうか?

誤解を避けるためには、常にターゲットオーディエンスのことを考えましょう。もしお客様のターゲットオーディエンスがカナダのユーザーなら、カナダフランス語をお使いください。他の国(フランス、ベルギー、アフリカ諸国、カリブ諸国)向けに翻訳するなら、標準フランス語を使いましょう。

予算上両方の言語(方言)へは翻訳できない、けれどもできる限り多くのユーザーにリーチしたい、というお客様には標準フランス語をお勧めします。標準フランス語はカナダ人にとって理解する上で概ね問題はなく、その上ヨーロッパ、アフリカ、カリブ海その他までリーチできるメリットがあります。

 

 

 

ポルトガル語(ブラジル)/ポルトガル語(ヨーロッパ)

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ブラジルポルトガル語はブラジルで話され、ヨーロッパポルトガル語はポルトガル、またポルトガル語を話すアンゴラやカーボベルデ、モザンビーク等のアフリカ諸国、マカオ等一部のアジアの国で話されています。

これらの話者は概ねお互いを理解できますが、この二つの言語の間にはいくつかの顕著な違いがあります。歴史上、同じポルトガル語が文化・地域の違いにより様々に異なる進化を遂げていますが、最も際立った違いは単語の綴りと言葉遣いです。ブラジルで使われる言葉、特に隠語についてはヨーロッパポルトガル語話者にとってはわからないものもあり、逆についても同じことが言えます。

この二つの言語の違いのうち最も重要な違いの一つは、代名詞の「あなた」です。ポルトガル語は相手に応じて異なる敬語を使う言語であり、間違った言葉遣いをすると無礼・失礼と受け取られかねません。お客様のユーザーに応じた正しい言葉遣いができるかどうかが、エンゲージメントがさらに深まるか、あるいはチャーン(解約)に繋がるのかの決め手になるかもしれません。そのためポルトガル語国への拡大を目指す際にはターゲット市場について慎重に検討する必要があります。

どちらの言語に発注すれば良いでしょうか?

結局どちらで発注すればよいでしょうか? 言語を決める際にはターゲットオーディエンスを考慮しましょう。もし翻訳文がブラジルで使われる予定なら、ブラジルポルトガル語をお選びください。ブラジル以外の上記の国のユーザー向けなら、ヨーロッパポルトガル語を選びましょう。

もしブラジルとその他ポルトガル語圏の両方での展開を狙うのなら、お客様のメッセージやブランドが用いる言葉が読者にちゃんと伝わり、地域ごとの期待値に応じた言葉遣いになるよう、両方の言語に翻訳することをお勧めします。

 

 

スペイン語(ラテンアメリカ)/スペイン語(ヨーロッパ)

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スペイン語はスペイン、およびメキシコからアルゼンチンまでのラテンアメリカ20カ国における主要言語です。アメリカにもスペイン語話者の人口は多く、そのほとんどはラテンアメリカのスペイン語を話します。

すべてのスペイン語話者は概ねお互いを理解することができますが、スペインで使われるスペイン語とラテンアメリカのスペイン語の間には顕著な違いがあります。これらの言語は互いに代替可能ではありません。

コンテンツの種類は関係あるでしょうか?

はい、もちろんです。内容がより技術的で、地域や文化の特性がない文章なら、より広範囲のオーディエンスに向けてローカライズしやすいでしょう。一方、マーケティングテキストや若い層に向けた文章は、地域により言葉やトーンが異なるため、地域ごとに合わせたアプローチが必要となります。

ポルトガル語と同様、ラテンアメリカのスペイン語でも何種類かの異なる「あなた」があり、オーディエンスに対する言葉遣いにおいて独自のルールを発展させています。その違いはヨーロッパのスペイン語話者にとっては衝撃的ですらあり、伝えようとするメッセージの種類によっては不適切ないし無礼と見なされる可能性があります。それゆえ適切な言語(方言)を選ぶことは翻訳プロジェクトを開始する前の重要なステップなのです。

 

ではどちらの言語への翻訳を発注すれば良いでしょうか?

ターゲット言語を選ぶ際には必ずターゲットオーディエンスのことを考えましょう。お客様のターゲットオーディエンスがスペインのユーザーなら、スペイン語(スペイン)が安心です。ターゲットオーディエンスがラテンアメリカ・米国なら、スペイン語(ラテンアメリカ)を選べば最良の結果が得られるでしょう。

考慮すべきもう一つ重要な観点は、ラテンアメリカが地理的に大きなエリアをカバーしていることです。もし特定の国(2カ国以上でも)のユーザーをターゲットにするなら、翻訳者への指示欄でその旨を伝えましょう。そうすれば翻訳文が用いられる場所に適した正しい言葉やフレーズを使用してもらえます。ラテンアメリカ広域における展開をお考えなら、ラテンアメリカの全スペイン語国のほとんどの人に明確に理解される「ニュートラルな」スペイン語にする指示を入れるようにしましょう。

ヨーロッパとアメリカ両方のスペイン語圏全体へリーチすることをご希望ですか? それならメッセージを各地域に合わせて、それぞれのスペイン語に翻訳することをお勧めします。

 

トーン(文体)について:特記

スペイン語翻訳を発注する際は、ご希望の翻訳トーンを指定することが重要です。Gengoのオーダーフォームでは「フォーマル」「カジュアル」のオプションから選べます。スペイン語においては種類が異なる「あなた」の言い方があり、フレンドリーかよりフォーマルかによって訳語が変わってきます。

大規模プロジェクトで一貫性を保つには、これらのオプションのいずれかを指定しましょう。複数の翻訳者が担当する場合には特に重要となります。

Gengoのオーダーフォームには最後のステップでトーンを選択するオプションがあります:

 

 

 

 

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